フレットレスベース

http://www.nicovideo.jp/watch/sm3913260


一部でティッシュ姫と同一かといわれているので見てみる。
結論、画質が違う。


というんではつまらないので聞く。パカパカ芸についてはあえてパス。
フェンダーのほう、やはり音、動きの滑らかさが足りない。ある種のうまい人というのは動きを見るだけで美しいよね。姫を10年とすると3年くらいか。とおもったらこのフレットレスのほう、音程が驚異的な正確さ。というかフレットレスをやってしまうあたりでもう脱帽。まあベースはやらないのであれですけど。
とにかくちがった種類のすごさ。
なにより名前を変えて似たようなことをするメリットが少ない。
あとは姫の文章にあるにじみ出てしまう知性(?)が感じられない、音と関係ない無駄な動きが多め(パカパカではなく)、音の継ぎ目にも多少あらがある、など。スラップの部分は姫よりリズム正確かもとは思ったが判断するには情報が足りない。というよりは姫のほうがネタにしろ音にしろ動きにしろ滑らかすぎ。あれと比べられるのもつらいだろう。とくに、フレーズ(スライドを減らすとか)や素振りは変えられても演奏時の動きは長年の癖もあるし音に直結するからそうそう変えられないものじゃないかな。そういう無意識の部分を読み取るようにすると面白い。音に影響のあるネタを仕込むような真似はしてもらいたくないものだ。*1その点姫のばあいは割り切ってあっていい。キラッでは演奏を犠牲にしているけどまあご愛嬌。


そんな見方で楽しむのもいいんではないでしょうか。

*1:あのネタを否定してるようだな、そういうつもりはない。しかしステージで披露するのは難しい芸だな