知ってたけど直接聞いてないから無視

怠慢というかなめてる
JASRACへの立ち入り検査について、JASRACと公正取引委員会に電話してみました - GIGAZINE

1.著作権等管理事業者が,権利者と管理委託契約等を結ぶ際,当該権利者が現在持つ,又は将来持つことになる著作権法上のすべての権利を管理委託契約の対象とすることを条件とすること
2.既存の著作権管理事業者が,ある分野について独占的な地位にある場合に,新規参入事業者と競合する分野についてのみ管理手数料を引き下げたり,独占的分野及び競合する分野の双方とも自らに委託する者を優遇すること
3.既存の著作権等管理事業者が,新規参入した管理事業者に管理の一部又は全部を委託した権利者に対して,その後一定期間は自らとは契約できないことを条件とすること

1,2は回りくどくて読み解きにくい面もあるが、3はよく引き合いに出されるJASRACの契約の問題点そのものだ。これを5年間も無視とは。でも今回問題の「包括的」とは直接は繋がらない。2については、優遇はしてないですよと示せれば(隠蔽できれば)逃げ切る可能性もあるような。
こんな思わせぶりな記事もある。
JASRAC公取問題と文化庁著作権課金問題:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan
いままでの停滞振りからも急に他業者などに有利な展開は想像できない。海外事業者との提携など単純に独占が解消されれば済む問題でもなく、下手すれば悪化する可能性もある。それも放置の要因か。それとも公取委はそういう視点とは無縁に動けるのか。
この時期にやって得なのはどこなのか。どこを攻めようとしてるんだろうか。