オリコン勝訴!コメントして敗訴!

http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20080425 などを参考にさせていただきます。


烏賀陽氏側の資料に実名がないのはどうにもならなかったんだろうか。裁判なのにこれでは勝ってくれといってるようなもんじゃないかなあと素人でも感じる。
とりあえずは淡々と判決の影響を考えてみる。反訴については、

「すべての責任者を提訴する義務はなく、違法とはいえない」として請求を棄却
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080423k0000m030079000c.html

義務はない。それはそうだ。
そして結果として一番弱いものを訴えればいいというお墨付きを与えることになるわけだ。
訴訟費用の6分の5を勝った側が持つというのはどういうことかな。普通?もちろん100万賠償なんだから差し引き黒だというのは置いといて。
内容を見ると損害賠償額は5000万円の請求うち100万円を認め、謝罪広告については棄却。この辺の妥当性など分析も知りたい。
条件付ではあるがコメントによって名誉毀損が成り立つと認めた。とはいえその条件の部分を読むと、どうにでもできるような印象はある。今回のも記事の結論前提でコメントをとるような作り方だ。ようするにコメントする側が不利。出版社側は危なそうな記事ならそこだけ今回のようにコメントとして構成しておけば責任を逃れられる可能性が出来た。