活断層による地震を克服?

引用>>Sankei:【主張】IAEA原発調査 有益だが過大評価は禁物

 活断層による地震を克服したにもかかわらず、原発の安全と安心をめぐる議論は、おかしな方向に流されかけている。危険性と不安感ばかりをあおり立てることに意味はない。

たまたま最悪の事態にならなかったことを克服というか。

 IAEA原子力の平和利用を促進すると同時に核兵器の密造を監視する機関である。耐震の専門機関ではないことを認識しておくべきだろう。今後、IAEAによる調査が、原発の運転再開の必要条件として慣例化するという事態も避けなければならない。原子力発電の安全確保は、安易な他力頼みではなく、自力で積み上げていくべき事柄である。

自力で積み上げた歴史の結果がバケツでウランや臨界事故隠蔽なんだから第三者の調査しかない、という流れは自然でしょう。自力でやるに越したことはないが信用は自ら失っている。
IAEAの過大評価は禁物というなら流れとして結論には耐震の国際専門機関の設立でも訴えるべきではないのかな。


参考
>JCO弁護団、ついに臨界事故原因を暴露
>不正1万件超す (東電、ダントツだなあ)