高額訴訟で抑制力を発揮させる社会

オリコンIR担当は、
「賠償金が欲しいというのではなく、これ以上の事実誤認の情報が流れないように(多額の賠償金を課すことで)抑制力を発揮させたい」
と話す。
http://www.j-cast.com/2006/12/19004459.html

抑制力となると示談じゃなくて(判例として残すため)勝訴したほうがいいんだろうし弁護士何人もいるんだからやる気満々なのだろう。企業としては当然なのかもしれないがそんな社会はいやだね。

「お前が言うな」ということにもなりかねないわけです。
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20061221/mondai

おお。説得力あるなあ。でもネットで世論を味方にしても逆に不利になるんじゃないかという気もするな。裁判に勝てばいいんだし(そういう判断での起訴だろうし)。だからきっと余程のことがないと淡々と事を運ぶのでしょう。


もう「個人相手の高額訴訟」という点以外はどうでもいいんだけれど、オリコン側にとっては面白くない方向に転がってるような。いままではバイトした知人からしか聞くことのない噂、「言ってもしょうがないねえ」程度の体験話をあちこちで書かれる状況。実話かどうかは分からないにせよ「俺のバイト先はもっとちゃんと集計してたよ」という話があってもいいはず。でも見てて面白い話じゃあないな、この側面は。
だってさ、アイドルが一位になってたほうが声優が一位になるより面白いじゃん!(うそです、なんでもないです、高額訴訟は勘弁な。)