文化庁(河村文部科学大臣)、日本レコード協会(依田会長)に意見書・公開質問書を提出しました

音楽メディア関係者有志6名(大貫憲章小野島大北中正和高橋健太郎ピーター・バラカン、藤川毅)で、文部科学大臣河村建夫様と、日本レコード協会会長・依田巽様あて、両者共通の意見書ならびに公開質問書を、提出しました。

中央官庁が法案提出前にパブリック・コメントを求めるようになって以降、寄せられた意見の概要をまとめたものを公表するのが慣例でしたが、今回に限りそれを崩し、多岐に渡る論点についてパブリック・コメントを求めておきながら、その中の2つの論点についてのみ、しかも賛成意見の数と反対意見の数だけを公表するにとどめました。


世界中から日本を訪れたミュージシャンたちは一様に、CDショップの品揃えや中古盤店の充実など日本のレコード文化の豊かさへの驚きを、われわれに語ってくれます。この豊穣な文化は、80年代初頭の大手外資系輸入盤店の出店と、多様なニーズに応える中小のレコード店とが、独自の個性を打ち出しながら育んできたものです。