メーカーだけ?

20人の委員のうちメーカー以外の委員をのぞく他の委員からは、消費者側委員も含めて「一定の評価をしている」「現実的な案」などと改正案を支持する意見が相次いだ。
http://www.asahi.com/national/update/0508/TKY200805080111.html

消費者団体の委員も理解を示す中、メーカー側の委員だけは「10回に増えても制限があるなら補償は不要」「補償金の対象が際限なく広がる」などと反対した。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080510-OYT1T00175.htm


本当に取材してるのか。
下の会議を聴いたならメーカーだけ孤立という記事はどう転んでも書けそうもない。

「多くの消費者が補償金制度に不信感を抱くのは、最近騒がれたガソリン税の負担に近いものがあるのでは? 要は、消費者は制度の実施にどれだけ合理的な理由があるのかを重要視していて、支払われた税金の使用用途がはっきりしないままでは納得がいかない。対象機器の拡大は、しっかりとした情報を公開した上でなければならない」(音楽・ITジャーナリストの津田大介氏)、「制度設計はある程度受け入れざるを得ない部分があると思う。しかし、補償金制度を縮小するという方向であれば、現在適用されている機器を対象から外すということもありうるということが明示されていないのが疑念のもとになっているのでは」(駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部教授の苗村憲司氏)といった意見も提案された。
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20372786,00.htm

この日の議論では、メーカー側とユーザー側の委員から反対意見が相次いだ。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080509/300919/


(追記)

機器メーカー側は反対の姿勢を表明。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080509ddm001020016000c.html

ユーザー側については一言も触れず

メーカー側の委員は「補償金の課金対象が際限なく拡大するのでは」と懸念を表明。文化庁側は「それは誤解だ」と反論する
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/08/news131.html

文化庁も中立ではない。

主婦連合会の河村真紀子委員は「文化庁の提案について一定の評価はしているが、肯定はしていない」と話す。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/08/news131_2.html

「肯定してない」って言うと「支持した」と朝日に書かれるらしいぞ。