ランキング自体の信頼

テレビの視聴率の場合は標本を定期的に入れ替えているらしい。標本を固定したら標本ではないからだ。
協力店(=標本)がつねに固定し、しかもそれを公開するステッカーも使うというなら(売上に影響を与えるだろうから)統計ではない。
統計のプロでなくても、高校レベルの数学じゃないだろうか。
協力店だけで売上のほとんどを占めるならまた話は違う。そういうのも含めてデータの取り方をもっと具体的に数字で示さなければ信頼性なんてない。


会社の(ランキングデータに関する?)顧客は一般客ではないだろうから記事によって契約解除など5000万の被害を受けるとも思えない。
すると純粋に誹謗中傷だけに対して5000万ということか。高いね。法的にどうかは分からないけれど、印象は。
個人攻撃でないというならやはり5000万の根拠ははっきり示すべきだ。謝罪したら取り下げますで済む問題ではない。
事実誤認というならまず事実はどうなのか示そう。


以下引用

 今後、烏賀陽氏から、ネガティブなご意見やご批評を頂いても弊社は甘受します。烏賀陽氏に限らずこれは全てのメディアに対しても同じ姿勢です。
 ただ、「事実誤認に基づく誹謗中傷」に対しては、今後とも、確固たる姿勢で的確な措置を講じて参ります。
 我々にとってオリコンランキングの信用性は一番大切なものです。どうぞご理解ください。


( 12月21日 13時00分)
http://www.oricon.co.jp/news/confidence/40565/&date=20061221202638