リフォーマットは延期

両方の探査車は多目的ロボットアームを、いろんな道具を目標物を調べる位置にセットするために使っている。


そして、オポチュニティからの新しい完全な360度パノラマカラー写真は、9日前に上陸したこの小さなクレーターの内側に跳ねた跡を映している。


今日はやく、オポチュニティは出発前のテスト以来初めてアームを広げた。


今日、夜通し、探査車の前方の土を調べるため、ふたつの道具を使うよう指示している。
マイクロスコープは人の髪ほどの薄さの構造を明らかにし、メスバウア分光器は中の鉱物を特定する。予定だ。あした、同じ場所の土を別の機器(α粒子X線分光器、化学組成を明らかにする)で調べるため、アームの先を回転する。


スピリットは回復後、順調。アームを使い、岩石研磨用機器で岩を磨いている。そのご、顕微鏡とふたつの分光器で調べる。



リフォーマットは今日の予定を明日に延期。リフォーマットは問題再発防止の用心のための手段。
週後半には、アディロンダックの内部を調べるため表面のサンプルを削りとる。この岩の調査が終わったら、探査車はまた走る。
「いかに遠く、速く行くか、作戦は練っている。」トロスファーは言う。


それぞれの探査車からのパノラマ写真を参考に、どこへ行き、どれを調べるか決めている。
双方のパノラマカメラは、14のフィルターが使える。これは、カラー写真よりも多くの情報を提供する。


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火星では、一日が40分ほど長い。
スピリットの火星第31日は火曜1:23 a.m.(PST)に始まる。
オポチュニティの第11日は火曜1:44 p.m.(PST)に始まる。
http://marsrovers.jpl.nasa.gov/newsroom/pressreleases/20040202a.html

どうやって岩にたどり着いて、とか、議論。
その前に、太陽電池パネルを岩にぶつけないで行く経路も決めなければならない。


探査車は車輪を回転して地面を掘ることもできる。


なぜ一部だけ岩が露出しているのか。それについてやるべきことはたくさんある。



新しいデータを得るたび、変わるのはこのミッションの面白いことだ。
それはこのクレーターについての認識も変えるし、どういう手順で探検、調査を続けるかも変わってくる。
http://spaceflightnow.com/mars/mera/040202arm.html