オポチュニティは今朝地上に降りた。(カラの上陸船の写真)


そして、新しい分析結果では、現場は確かに結晶質の赤鉄鉱を含むようです。それがここを着陸地に選んだ理由でもあります。


JPLの制御室は午後3:01(PST太平洋標準時)に上陸確認の情報を火星の人工衛星マーズ・オデッセイ経由で、地上のディープ・スペース・ネットワークで受信。
一分後、カラの上陸船の写真がオポチュニティから届いて拍手が起こった。
同時に二つの探査車が他の惑星を動くのは史上初めて。スピリットが上陸したのは1月15日。
「・・・一ダースの車輪が地面に。」アナウンスが響く。
「立ち上がったときブルース・スプリングスティーンのボーン・トゥ・ビー・ランが似合っていた。それはその通りになった。」

スピリットの12日に比べ、今回たった7日が上陸に必要だった。
「熟練してきている。」ジョエル・クラジェウスキ。
前方に、スピリットのときと違ってエアバッグなどの障害もなかった。


一メートルあるいは3フィートの車輪跡の写真を見て、上陸のメカニカルエンジニアチーフ、ケヴィン・バーク「成功してうれしい」


つぎの二三日で、土壌の近接検査のためロボットアームが届くよう、準備をする。
(近づく)

灰色の顆粒が、オポチュニティのいるクレーターの底の大部分を覆っているが、それは赤鉄鉱を含んでいる、とフィル・クリステンセンはいう。
フィルは、ふたつのローバーの小型熱放射分光器(遠距離から岩の種類を測定する赤外線機器)の主任科学者。
結晶質の赤鉄鉱は特に興味深い。地上ではそれは普通、湿った環境で生成される。二つのローバーのおもな仕事は、次の数週間数ヶ月は、過去の環境の手がかりを岩と土壌から読み取ること。かつて水があり、生命維持に適したかどうか。


オポチュニテイのいるクレーターの内壁、明るい表面の露出のうえの暗い物質に、赤鉄鉱の集中が見られる、とクリステンセン。
「窪みから出たとき、赤鉄鉱が豊富な表面がみられると思う」


http://marsrovers.jpl.nasa.gov/newsroom/pressreleases/20040131a.html

http://www.nasa.gov/home/index.html