ショパンコンクール。

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気が付くと終わっている。
ブーニン後しばらく一位なしだったりでなかなか厳しいコンクール。
しかも年齢制限。
あと一年早く生まれてたらもう一回出れたのに、とかあるんですよたぶん。


ちょっとうまいくらいでは「普通」といわれてしまう。
名前や見た目からも日韓中系が多い。
ある種の競技やジャンルではUSっていっても白人出てこない印象。


最終に残るだけでももう太鼓判というか応募する時点で協奏曲まで
こなせるはず。
そういう意味でも一位は当然技術的にも最高でしょう。
ただちょっと聞いた感じ、なんでも弾けそうな、ショパンじゃなくていいかなあという人なので
気に入ったものを探してみましょう。
マズルカ賞あたりが狙い目では。
ということでKate Liu。とはいえ聴くのはとりあえず比較しやすい協奏曲ですが。
下を見ないのはいいとして、ここまで上を向いて弾くのは独特ですね。
日本人は優等生的といわれているようで、日本で育ったら矯正されていたでしょうか。
そして潰される(のか?)。



聴くのはリズム的なアクセントのつけかたとか。
なんかこの人のは苦手だなあとか。
クラシック的にはこういうところはこうと割と決まっている。
そのままポップスでやるとおかしなことになるんですが。
あと、いかにもクラシックしか聞いてませんみたいな人の演奏は苦手だな。わかるわけもないが。
矛盾してるか。


最近は、顔の表情(わざとらしくなく)、手の形で選んでもそんなに外れないかなと思う。
まえは音だけで判断すべきと思って、まあ最終的にはいまもそうなんだけど
割とリンクしている気もしたりしなかったり。
このレベルになるとそれぞれ、この音を出すためにこの手の形になる、というのが明確な感じですごい。
しかしこの弾き方でよく長時間もつなあとか。


そんなわけで各自finalの協奏曲を聴き比べましょう。
若手の登竜門なので、この人の5年後10年後を聴きたいかという視点で。
なげえよっていうひとは
最後の数分だけでも。最後のスケールだけでもかっこいいなあとか
なんかこの人はものたりないなあとかあるのでは。
全部同じじゃない?ってひとはさようなら〜。
人生はショパンだけじゃないしそれもよかろう。